TFCC損傷
- 手首の小指側が痛い。
- 手を着いた時の痛みがとれない。
- TFCCと診断された。
- サポーターで治らない。
- 2週間以上続く手首の痛みがある。
TFCC損傷という疾患を聞かれたことがあるでしょうか?
TFCCとは三角繊維軟骨複合体という手首にある組織の名称です。
TFCC損傷では、手首の尺側(手のひらを上にして小指側)に痛みが生じます。
非常に治りが悪く、難治性でもありますので慎重に治療計画を立てる必要があります。
TFCCとは?【彦根市 かがりの整骨院】
TFCCとは左図の位置にあります。
手首がスムーズに動くための働きをする靭帯のようなものが三角繊維軟骨複合体です。
手関節の重要な機能である支持性と可動性の両方に極めて重要な役割を果たす軟部組織です。
外傷(転倒、転落、交通事故など)による手首の捻挫で生じるものや変性(仕事やスポーツによる長期に渡る手簡説の酷使や加齢変性など)により生じるもの、外傷もなく発症することもあります。
TFCC損傷の診断について【彦根市 かがりの整骨院】
ドアノブを開ける際に手を捻る動作や手関節を小指側に曲げた時(尺屈時)に痛みが出現します。
腕立て伏せの動作など手をつく局面でも痛みが生じます。
TFCC損傷の診断はレントゲン、エコーや疼痛誘発テストにより理学所見で行われます。
当院ではエコー検査、TFCCストレステスト、DRUJ不安定性テストを行います。
TFCCの治療方法【彦根市 かがりの整骨院】
治療方法は大きく手術によるものと手術以外によるものに分けられます。
手術は通常、手の専門医により行われます。
ここではかがりの整骨院の治療方法についてご説明いたします。
かがりの整骨院ではTFCC損傷に対しては積極的にギプスによる固定を行います。
前述の通り、組織自体が非常に治りにくい部位であることや日常的に可動性が高く炎症の軽減が緩慢であることからギプスによる完全固定を推奨しております。
期間は1週間行い、サポーターに変更します。
経過が著しくない場合は、再度もう1週間ギプスを行います。
ギプス固定で治療が終了ではなく、炎症の軽減を計っただけですので可動域や周りの筋組織の癒着や筋力改善を必要です。
様々な物理療法(メディセルやEMS)を使い施術します。
お困りの際はご予約の上ご来院下さい。