寝違い・寝違え
- 朝起きたら首が回らない。
- 寝違えがなかなか治らない。
- 何度も寝違えを繰り返す。
- 肩こりや姿勢の悪さがある。
- 指に冷感がある。
医学的に寝違えや寝違いという病名はなく、急性的に起こった痛みを伴う頸部の運動制限をまとめて『寝違えや寝違い』と呼んでいます。
通常、痺れなどは伴わず痛みと運動制限(特に回旋制限)が主な症状です。
数日で痛みが寛解する事もあれば、長ければ数カ月にわたり痛みが続く事もあります。
ゆえに、たかが寝違え・寝違いと考えず、適切な対応をとることが必要であると考えています。
寝違えはなぜ起こるのか?【彦根市 かがりの整骨院】
何が起こって痛みが出ているかについては、様々な意見がありますが一般的には検査や画像でとらえられるような変化がありません。
レントゲンを撮っても特に異常のない場合がほとんで、寝違えや寝違いでレントゲンで明らかになるものは主に「ストレートネック」や「椎間関節の狭小化」程度で、本疾患との明らかな因果関係は証明できません。
睡眠中不自然な姿勢が続いたために一部の筋肉が阻血(血液の供給が不足)におちいり硬結(しこり)となっている、前日などにいつもはしないスポーツや労働をして一部の筋肉が痙攣している(こむら返り)、頸椎の後ろの関節(椎間関節)の袋(関節包)に炎症がおこる、などの原因が考えられています。
筋肉の阻血・疲労や関節包の炎症を引き起こすのは、上肢の使い過ぎ(手で重いものを持つ動作は頸の後ろの筋肉に負担がでます)、同じ姿勢の持続(飲酒後の睡眠や疲れ果てての睡眠などでは寝返りが少なくなる・パソコンや事務作業が長時間に及ぶと頭を一定位置に保持するために頸部の筋肉に負担が生じる)、が原因の場合が多いと思われます。
寝違えは放っておいたらダメ!【彦根市 かがりの整骨院】
寝違えや寝違いは、外傷ではないとの表記が一部で確認されておりますが、原因がわかっていない以上、外傷であるとも外傷でないとも言えないのが現状です。
いずれにせよ、適切な鑑別や判断が大事であり
一概に《ただの寝違えだから何もしなくても良くなる》と言った
単純な処置では、症状が必要以上に長引いたり、何度も繰り返す原因になりかねないので、早期に適切な判断・処置が必要ではないかと考えています。
寝違えの治療方法 かがりの整骨院 【彦根市 かがりの整骨院】
かがりの整骨院では、頸部に負担のかかりやすい姿勢が寝違えの発症要因の一つであり、症状の長期化や再発の根本的な要因だと捉えております。
骨盤を含む姿勢の改善・筋緊張の緩和がポイントだと考えています。
頭の重さは個人差はありますが7〜8kg程度あり、適切な位置で支えられないと、首や肩の筋肉や靭帯に余分な負荷がかかります。
それらが要因となり、筋肉の過緊張や炎症につながり痛みや可動制限となり発症します。
骨盤を含む姿勢が筋肉にとってストレスの少ない位置関係(アライメント)にいる事が、寝違えに限らず体にとっては非常に重要な要素であると言えます。
かがりの整骨院で行う寝違え施術の例
・メディセルによる筋緊張緩和促進
筋肉に負担をかけない従来のマッサージなどの
《押す》ではなく、《引く》施術です。
頸部の運動やストレッチを行いながら、
施術する事で頸部の可動域が改善します。
・ハイボルテージによる鎮痛施術
頸部の可動制限が起こっている方向に動きをつけながら、ハイボルテージの鎮痛効果を利用し、可動範囲を拡大します。
これらを背骨・骨盤矯正を組み合わせ、かがりの整骨院オリジナルの施術として寝違えに対し治療を行っております。
寝違えでお困りの際はかがりの整骨院にご連絡ください。