椎間板ヘルニア(首・腰)
- レントゲンやMRIでヘルニアと指摘された 。
- 片側のお尻から太ももの裏にかけて痺れがある 。
- 2回以上ぎっくり腰でいつも同じ方に痛みがでる。
- 片脚(片腕)の感覚が鈍い、力が入らない。
- 上を向く、腰を反ると痺れがきつくなる。
なぜ起こる?
椎間板ヘルニアとは、椎間板と呼ばれる背骨と背骨の間にあるクッションに何らかの力が加わり
クッションの中身が飛び出ててしまう状態を言います。
(あんこ餅のあんこが皮を突き破って出てしまうイメージです。)
そもそもヘルニアとは「逸脱する」と言う意味なので、正常な状態から飛び出てしまう事全般をヘルニアと呼びます。
脱腸は鼠径ヘルニア、お臍が飛び出てしまう事を臍ヘルニアと呼びます。
椎間板ヘルニアは脊椎の構造から、頚椎と腰椎に起こりやすく、
頚椎では5番と6番の間、6番と7番の間の下位頚椎が好発部であり、
腰椎では4番と5番、5番と仙椎1番のこちらも下位腰椎が好発部位となっています。
主な症状は痛みと痺れです。急性期は強い痛みと電気が走るような(頚椎椎間板ヘルニアの場合は手、腰椎椎間板ヘルニアの場合は足に)痺れが出ます。
椎間板は若い人では90%が水分と言われていますが、年とともに徐々に水分量が低下していきます。
水分量が低下した椎間板はクッション機能の低下が起こるため、ヘルニアの状態になりやすいのです。
もちらん若年性の椎間板ヘルニアもあります。スポーツや重労働などで椎間板に過度な負荷がかかり続けた場合などは若年でも椎間板の水分量の低下が認められる事もあります。
では、なぜそのような椎間板ヘルニアの症状が起こってしまうのでしょうか。
先ほども述べましたが、過度な負担や加齢で椎間板の水分が失われる事に加え、
不良姿勢が加わる事により椎間板の内圧が高くなります。
姿勢をきれいにする事により椎間板の内圧は一定となり、椎間板の一部に過度な負担がかかなないようになります。
椎間板ヘルニアがなかなか改善しない・再発する理由?
椎間板ヘルニアがなかなか改善されなかったり、手術をしてもまた痛みや再発にお悩みの患者さまはたくさんおられます。
それは先程の根本的な要因である、「姿勢や骨盤」にアプローチできていない可能性が考えられます。
痛み止めや湿布などは対症療法と呼ばれ、症状に対する処置で原因に対する治療ではありません。もちろん対症療法も大事な治療の一部ですが、しっかりと「原因」にアプローチする事で根本的な改善が図れ、なかなか改善しない椎間板ヘルニアや再発する椎間板ヘルニアも予防できる事でしょう。
痺れを伴う椎間板ヘルニアは手術の対象になる事も少なくありません。
手術はヘルニアを摘出する手術であったり、レーザー手術であったり医療機関により様々な選択がなされます。
また症状をこれ以上進行させない目的で行われる手術もあります。
椎間板ヘルニアの手術後のリハビリは可動域の改善であったり、体幹の筋力強化である場合が多いと思います。
どちらにせよ、リハビリが必要であるのなら手術を選択する前に根本的な姿勢や骨盤にアプローチする治療を取り入れる事も選択肢の一つだと思います。
彦根市・かがりの整骨院の椎間板ヘルニアの治療方法は?
当院の椎間板ヘルニアの治療方法は「姿勢、骨盤」へのアプローチと椎間関節、神経へのアプローチを行います。
椎間板の内圧の均等を図るには、正しい姿勢関係を保つ必要があります。
骨盤から腰椎、胸椎、頚椎の位置関係をできるだけ正常の位置関係に近づけていきます。
股関節や肩関節の可動域も重要です。
骨盤が後ろに倒れる事により、骨盤の上に並ぶ脊椎が過度に反ったり、丸まったりする事で
本来あるべき位置関係から乱れてしまうのでそれらの根本的に対し加療します。
また、椎間関節には超音波で血流改善や抗炎症を行い、
神経ラインにはハイボルテージと言われる神経に作用する特殊な電圧を加えます。
かがりの整骨院では対症療法も大切な治療の一つとして捉えており、基本的には国家資格をもった施術者が行います。
トムソンベッドと呼ばれる無痛の骨盤矯正専用のベットを使う事により、患者様の負担を最小限に留め、姿勢骨盤に矯正も行います。
彦根市かがりの整骨院では、
施術はもちろん評価と計画に力を入れています。
患者様にアプローチする際、当院で一番大切にしているのは評価です。
なぜ症状が出ているのか、なぜなかなか改善されないのかと言う原因を専門的に評価を行い、
適切な施術計画を立て、椎間板ヘルニアの改善・予防のお手伝い致します。
彦根市や彦根市周辺で椎間板ヘルニアでお悩みの方はお気軽にご相談下さい。