めまい

めまいには大きく分けて二つのタイプがあります。一つは、自分自身がグルグル回っているように感じる「回転性めまい」で、水平方向に回転しているように感じる場合が大半です。

もう一つはフラフラする・グラグラするタイプの「非回転性めまい」です。

どちらのめまいであっても、同時に吐き気、嘔吐があることは少なくありません。

一瞬ふらつく程度のものから、吐き気を伴い立っていられない程のものから程度は様々です。原因も同様に様々あり疲れやストレスや、神経、脳の問題であることもあります。

ゆえにめまいが繰り返し起きたり定期的に強いめまいに襲われているのであれば早めに医療機関を受診しておくべきです。

しかし、中には病院の検査でも特に異常なし、どういう原因で起きたのかわからないケースもあります。こうしたケースでは首が原因でめまいを引き起こしていることもあり、今回は首まわりが原因で引き起こされるめまいについて説明していきます。

 

 

めまいで最も多い良性発作性頭位変換性めまいは首や頭の位置関係に変化から発症します。

頚椎に関節機能低下があると、頚椎から耳にかけて繋がる神経に促通不全と血流不全が起きてしまい、平衡感覚を司る内耳の各器官の機能低下が起こり、めまいが起きます。

また、回転性めまいの場合や耳鳴りや難聴と合わさり「メニエール病」と診断されたケースでも頚椎に機能低下が認められることがあります。

 

 

・普段から首や肩に慢性的なコリ感、鈍痛を感じている方

・仕事や家事でうつむきの同一姿勢が長い方

・交通事故のむち打ちなどで首を痛めたことがある方

・耳鳴り・耳閉感・頭痛がある方

・冷え性やむくみ体質の方

上記の症状があり、めまいでお悩みの方は頚椎の機能改善と生活改善を合わせて行うことで症状改善が期待できます。

頚椎や骨盤には副交感神経（リラックスするときに優位になる神経）の中枢が存在しており、副交感神経優位になることにより、筋緊張が緩和され、血流が促進されます。

病院で異常が出なかった場合にも、

整骨院などの施術により、骨盤を含む背骨にアプローチを行い姿勢を整え、関節機能改善を図ることにより症状の改善がされた例は当院においてもたくさん見受けられます。

 

《ご自身でできること》

・水分補給をこまめに

・コーヒー、緑茶、お酒など利尿作用が強い飲みものを控える。

・痛くない程度で首や肩のストレッチや体操をこまめに行う。

・禁煙を心がける。

・入浴の時間を取る

・ウォーキングなど簡単な運動を取り入れる。

・体重過多の場合は体重コントロールをする。

生活改善もめまい症状改善には重要な要素です。かがりの整骨院では、めまいで苦しむ患者さんと一緒になり、症状改善のお手伝いをしております。